パピルス・リポート
2010.2.12
円が独歩高
ギリシャの支援策等が発表され
NY株価が1万ドル回復しているのに
円安方向へ為替が振れない。
流れは「消去法による円高」としか
思えない。
ドルもユーロも問題があるから買えない
というのが現状であろう。
しかし 本当にそうだろうか。
日本国の公的債務額を合計すると
すでにGDPの2倍以上の数字になっているのに
円が買われる理由は単に消費税が低いので
国民のまじめさを考えると 消費税さえ
上げれば 問題を解決できると市場は考えている
感も有るようだ。
他の欧州各国の消費税の高さはすでにご承知だと
思うが10%でも低いと考えられ 日本の税システムの
抜本的な改善が必要と考える。
よく言われているが 法人税の見直し等も
同時にお願いしたいところだ。
現在 長期金利が1.3%程度だから
結局赤字国債を発行することで政府は逃げているが
これも もうそんなに長いスパンで考えれないだろう。
かのガンジーが七つの大罪を唱えている
1、原則なき政治
2、道徳なき商業
3、労働なき富
4、人格なき教育
5、人間性なき科学
6、良心なき快楽
7、犠牲なき信仰
現在の日本がこの内いくつに当てはまるか考えてみてください。
社会の荒廃が解るように感じます。
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