パピルス・リポート
2011.11.15
統治無き 帝国型 経済のユーロの問題点
本日の日経新聞の経済教室に記載が有るが
「EU創設は代償支払わず帝国の利点得る試み」
「国家を持たず帝国の矛盾は解消しづらく」
とある。
つまり 歴史的観点から 統治無き帝国型経済であるEU。
今般の問題は 混乱が続き EUは前進するか
後退するかどちらかの選択肢を早急に選ばないと駄目だろうと有る。
ここで言う前進とは 連邦国家である。小国は離脱するだろうし
後退するとなれば ユーロも欧州統合も打ち切る事を検討せねばならないと言う事
だ。
確かにその通りかも知れない。統治無き国家は存在せず
統治無き経済統一は やはり無理なのかもしれない。
政治にリーダーシップが必要だったり 多少の正しい矛盾を民の声に
惑わされることなく 発言する大事さが見て取れる。
歴史と経済とを研究する事で 面白い側面が見えてくる。
|